山形県の月山・湯殿山と朝日連峰にかこまれた大井沢で大切に歌い継がれている
    「自然の歌」の一節です。
    大井沢の人々は、あふれるほどの自然と上手に共存しながら生きています。
    冬は陸の孤島ともよばれた大井沢。雪は半年もの間、大地を埋め尽くし、多い時は
    4メートルにも達します。
    雪のと共に培われてきたのが大井沢の文化なのです。
    雪は、冷たいようで本当は暖かく・・・土の中で芽吹く時を待つ山菜をやさしく育てます。
    冬が厳しければ厳しいほど山菜も野菜も美味しくなるのです。
    この、おいしいものを育む大地、恵みの水を大切にし、自然に感謝しながら・・・
    代々伝えられた「ばんちゃの味」をお伝えしていきたいと考えています。